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2008年2月

2008年2月28日 (木)

かたち

何かをしている時に、目の前を通り過ぎるなにげない風景のように、それは脳裏をかすめていく。

いままでこんなことはなかったのに、どうしたんだろう。

首を捻ってみても、答えはどこにも見あたらない。

例えば料理を作っているとき、仕事中に受話器を置いたとき、仕事が一段落してほっと息をついたとき。

コーヒーを口に運んだとき、ペンに手を伸ばしたとき、時計に目をやったとき。

日常のちょっとした隙間に入り込んでくるそれは決して不快なものではなく、どちらかといえば、口元が少し緩んでしまうような光景なのだ。

ほんのりと灯る炎のように暖かく、心をほっこりさせる。

ほっこりしつつもそんな自分の感情に少しだけ戸惑っていて、ためらいがちに心にブレーキをかけたりする。

かける必要もないのかもしれないけれど、その変化はついていくのがやっとで、ハンドルをきるだけでは操縦が難しいような気がするから。

不安も少しある。

でも、心は温かい。

両方がごちゃ混ぜになって、それがわたしを形成していくんだろう。

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2008年2月27日 (水)

睡眠地獄

今年はうるう年ということで、2月が29日まであるわけですが、その2月もあと2日で終わって3月になってしまいます。

3月はもう春。季節の変わり目です。

この季節の変わり目というのが曲者でして、異常なくらい身体が睡眠を欲します。

自覚があるので最低でも6時間寝るようにしているのですが、それでも睡魔は確実にわたしの身体を侵していき、昼食後は耐え難い苦痛にさいなまれるのです。

基本的にいつでもどこでもどんな体勢でも寝れる体質をしているので、普段から昼食後は眠いし突然睡魔に襲われたりもしますが、この季節の変わり目はその勢いが10倍も強くなるような気がします。

韓国にはお昼寝タイムというのがあるらしいです。ぜひ日本もこの制度を導入するべきだと思います! 睡魔との無謀で愚かな格闘を無駄に長引かせないためにも、30分ほどちゃっちゃか寝てスッキリすれば、仕事の効率も上がるはずです。

お昼寝は大人にも必要ですよね。

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2008年2月21日 (木)

エリザベス・ゴールデン・エイジ

久しぶりに映画を観てきました。

なんと、11月に観た「ヘアスプレー」が最後!! 映画好き、なんて言っちゃいけないなー;

今回は「エリザベス・ゴールデン・エイジ」です。9年前にケイト・ブランシェットを主役にした「エリザベス」の続編です。

これはもう、一言でいうと傑作! それ以上の賛辞は見当たらないほどすばらしい作品です。

女王になったエリザベスが歳を重ねていくにつれてシワが増えたと嘆き、それにともなって化粧が一段と白くなっていく様子や、従妹メアリーに処刑を命じた苦悩、スペインとの軋轢、心惹かれながらも素直になれない苛立ちなど、権力の頂点に立つものの孤独が痛いほど観る者に伝わってきました。

それらを見事に演じたケイト・ブランシェットはすごいです。彼女は少し冷たい美貌をしていますが、化粧を落として肌の衰えを嘆くシーンは子供のように可愛らしく、スペインの無敵艦隊と闘うシーンでは神々しいほどの気品を感じ、彼女以外の誰にも女王エリザベスを演じることはできないだろうな、と思ってしまいます。

あと見事なのが衣装です。わたしは西洋史に詳しくないので本当にああいった服装をしていたのか、少しアレンジしてあるのかわかりませんが、女性陣の衣装の華やかさは目を見張るものがありました。

ただ、少しこの時代の知識を入れていくといいかもしれません。

そうすると、ちょびっとしか出てないのにその名前に反応してにやりとできます。

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2008年2月17日 (日)

夜行吐息

そっと吐いた息が螺旋状となって、地面に落ちてゆく。

先ほどから何度繰り返しているだろう。

夜空には薄雲が広がり、小さな光たちを次々と飲み込んで、月光もぼんやりと頼り気のないものになっている。

まるで私の心のように。

落ちた螺旋が砕け散って、部屋中に散らばっている。

ため息をつくと幸せが逃げると言うけれど、無意識に出てしまう。

ほら、月も星たちもため息をついている。

雲を追い払えないほどか細くて冷たい息だ。

彼らだってそんな時もある。

そう思うと、少し気が楽になった。

ありがとう。

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チョコマーブルシフォン

金曜日の夜に、結婚が決まった友人が「自宅のパソコンが壊れたから、あんたのパソコンで招待状を作りたい」と言ってきたので快諾したのですが、働きマンな彼女がやってきたのが夜の11時。

コンビニ弁当を食べて11時45分にパソコンを開いたら、10分もしないうちに「眠い」を連発しはじめ、あっという間に夢の中に旅立ちました。「30分後に起こして」と言われたので声をかけたものの起きる気配はなく、仕方なく結婚式で使う招待状の無料テンプレートをネットで探して、3時まで働きました。

結局6時に友人は帰りましたが、その後に寝る気が起きなくて、早起きして(寝不足なんだけど;)気持ちがよかったのでシフォンケーキを焼きました。

チョコレートがそれほど好きではないのであまりチョコ菓子を作らないんですが、ちょっと試しにチョコマーブルシフォンをvv 切り口がきれいで見栄えがしそうだったのでチャレンジしてみました。

Sifonn しかしながら、見事な惨敗;

型から出してみると焼き縮みが激しくて、生地が押しつぶされてまったくふわふわ感がなく、しかもまったくマーブルになっていない‥‥。

ああ、やはりチョコレートとの相性は悪いのか。

食べてみるとシフォンの面影はまったくないものの、柔らかいパウンドケーキのようで、飲み会に持っていったらあっという間に皆の胃袋に吸収されていきました。

失敗作だけど、それだけが救われました。

油分が多かったことか、メレンゲを泡立て過ぎたのが原因だと思います。悔しいので、チョコマーブルシフォンはまたチャレンジしまする。

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2008年2月13日 (水)

東京趣味道楽

2/9~11日の三日間、ちょくら東京へ行ってきました。

今回の目的はコミティアというイベントに参加することでした。

自分たちオリジナル作品の発表&販売の場。って感じでしょうか。

ちまちま小説を書いていたわたしにお誘いの声をかけてくださった、佐倉さまとキリエ様に乗っかるかたちでの参加でしたが、イベントに参加するのも本を作るのも初めてで、ものすごく戸惑いつつコピー本を一冊作って持って行きました。

Gohonn 左の写真が今回テーブルに並んだものです。

やはり一目を引くのが、さくら様の麗しいイラスト!

クラクラきちゃいますvvv

‥‥わたしのは右端の黄色いヤツです; 直前になってスキャンが壊れていることに気付いたため、イラストが一枚もない黒一色のコピー本となってしまいました(反省)。しかも18Pを抜かしてしまうし‥‥うう。

それはともかく、今回はたくさんの方にお会いすることができました。

紙面とネット上でしか会話(?)をしたことがない方と、実際に顔を合わせてお話をするというとても貴重で楽しい時間をおくれたのです~vvv わたしは人見知りをするたちなのですが、これが不思議なもので、なぜか今回お会いした方たちにはまったく人見知りすることなく自然にお話することができました。自分の中のコアな部分を知っている方だからなのかなー?

コミティアの後、お茶会をして皆さんと和んでいたら、さくら様が恒例の「わんこ絵」を半強制的(笑)に決行しまして、涙を流しながらこっ恥ずかしいイラストを描いてしまいました。伊達政宗とアンパンマンはまだしも、セーラー○ーンや星のカービィ、堂本光一氏などはわたしの許容範囲を大きく逸脱しております。メロンパンナちゃんもかなり微妙‥‥。

.

2泊3日の日程で、2日ともホテルが新宿ワシントンホテルでした。

新宿駅からちょっと離れていて、重い荷物を持って歩くのはきつい距離なのですが、わたしはその道中、とってもうきうきしながら歩いていました。

Kousyuukaidou それは、歩いている道が「甲州街道」だからvvv

雪が降ろうが寒かろうが、荷物が重かろうが、気分はうきうき♪

通行人に白い目で見られても写真撮るあたり、重症です。

それでもいいんです。

新宿といわれてもピンとこないのに、甲州街道だと地図が頭に浮かぶような人間ですから。

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18P部分

お久しぶりのブログですが、まずは「すみませんでした」と謝らせてください。

抜けていた18P部分を下記に載せましたので、お手数ですがご覧ください。

*

*

近江朝を率いるのは、大友皇子だ。

その后(きさき)は十市なのである。

十市の屋敷を攻め、その夫を滅ぼそうとしている。

あれから高市は一度として十市の姿を見ていなかった。十市の立場も理解していたが、それでも本音を聞きたくて嫁ぐ前に何度か屋敷を訪ねたが、会うことは叶わなかった。

大友に嫁して子をもうけてからは、表舞台にまったく姿を現さなくなってしまった。

十市が何を思い、どのような決意のもとに行動したのか、確かめることも知ることもできないまま歳月が過ぎ、今こうして彼女の夫を討とうとしている。

大友が憎いわけではない。

恨みがあるわけではない。

ただ、お互いの立場のもとに行動しているだけなのだ。

愛馬の鬣(たてがみ)を撫でると、安心したのか目を細めた。

「高市様!」

大声で名を呼ばれ視線を向けると、伝令の者が息を切らせて駆け込んできた。

一気に周囲の緊張が高まる。

目の前で膝を折った伝令は、汗を滲ませながら声を張り上げた。

「大友皇子、自害!」

その報告に、歓声が上がった。

「我が軍、勝利!」

「勝利!」

沸き立つ周囲に、高市は戸惑った。

ねぎらいの言葉をかけて伝令を下がらせたが、次に何をすべきか頭が真っ白になって、何も浮かんでこなかった。

「高市様、勝ち鬨(どき)を!」

興奮気味の従者の顔を見て、改めて自分の立場を自覚した。

感傷に浸っている場合ではない。

一軍の将として、やるべきことをしなければならない。

唇を噛み締め、周囲を見渡してから手に持った剣を空に掲げて、声を上げた。

.

数日間、戦の残務処理に追われた。

それだけに集中していなければ、余計なことを考えてしまいそうで、いつも以上にがむしゃらに働いた。

そんな日々を過ごしていた時に父に呼ばれて私室を訪れた高市は、その場に不釣合いな女性の姿を見て、首を捻った。

年の頃は二十代後半だろうか。意思の強そうな美貌の女性で、着ているものも上質だ。しかし、近江宮から逃げ出してきた女たちが持つ微かな怯えや卑屈さはまったく感じない。

いったいこの女性が誰なのか想像がつかなくて戸惑っている息子に、父はまず今回の働きをねぎらった後、座るよううながした。

とりあえず腰を下ろした高市に、父は言った。

「高市。額田だ」

「え!?」

これには心底、驚いた。

.

.

以上が抜け落ちていた18P部分になります。

何度も校正をしたのですが、あとは印刷をするだけという状況に安堵してしまったのが一番の原因だとおもいます。

本当に申し訳ありませんでした。

次があるかわかりませんが、次回はこのような失態を犯さないよう十分注意を払うつもりです。

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2008年2月 1日 (金)

めでたい話

はー、いつの間にか2月になってしまいました;

月日が流れるのは早いものですね‥‥。

なんやらかんやらと忙しい毎日を送っていたのですが、そのなかで長い付き合いの友人の結婚が決まりました。十年以上の付き合いがありますが、出会った頃はまさかこんなに長く友達するとは思わなかったんですよねぇ。不思議。

この半年は月に5,6回顔を合わせる親密な付き合いをしていただけに、おめでたいと思いつつも少し寂しいような気がしています。結婚と同時に他県に行ってしまうので。

しかし、4月に引越しをするからそれまでに簡単な式を‥、と言っているわりに、何一つまとまってないらしく、他人事ながらかなり心配です。せめて日取りくらい早めに決めてほしいものです。3月って結婚式、多いですしね。

先日、結婚が決まった二人と一緒に食事をする機会があったので、よっしゃ冷やかしてやろう! とうきうきして行ったのに、妙に開き直って、いままでかなりさっぱりした感じだったのが若干いちゃいちゃぎみで、なんだか拍子抜けてしまいました(彼らは悪くないんです。わたしがひねくれてるの)。

なにはともあれ、めでたいです。

私信 : マルキちゃん。あなたも良く知ってるSちゃんですよん♪

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